携帯からアクセスしたときにブログタイトルが長すぎて見にくかったので
「はたらくおっちゃんミニレポ集」から「ミニレポ&雑記帳」に変更しましたm(__)m

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2013年2月18日、四谷駅の近くにある「A-tone」というスタジオで梁 邦彦(りょう くにひこ)さんとのお仕事がありました。

私の中の梁さんの音楽と言えば、アニメ「十二国記」や「英國戀物語エマ」の劇伴というイメージが強いんですが…というか、失礼ながら実はそれくらいしか知らなかったんですが、ジャッキーチェン主演の映画「デットヒート」の劇伴も担当されてたみたいです。映画は見たけど、知らんかった〜!

あと、浜田省吾さんのバックバンドでも活躍されてたり、テレビ朝日の「スーパーモーニング」のOPタイトルやTBSの「見ればなっとく」のOPテーマを手がけられたりもしてたとか…今回の録音レポを作るにあたって調べてみて、いろいろと驚いてるところです。


…というわけで、十二国記から2つほど動画をご紹介します(^.^)b

  


お聴きのようにクラシックからジャズやロックやワールドミュージックまで、多彩な音楽を書かれる素敵な作家さんです。ちなみにこの梁さん、先日25日に開かれた韓国の新大統領・朴槿恵さんの就任式祝賀公演で演奏された音楽も担当されたそうです。その公演の様子は梁さんのHPのこちらで見られますよ♪


さて、この日のお仕事ですが、インペク屋さんからの事前の説明では単に「劇伴です」というだけだったそうですが、ドラマやアニメの音楽ではなく韓国の企業のCMだか何かの音楽のようで、残念ながら日本で聴けるものではないようです。

で、今回は先に録ってある弦などの上にブラス隊と一緒に5〜6曲ダビングということだったみたいですが、その先に入ってる弦の感じが普段よく聴いてるマサさんこと篠崎正嗣さんグループを始めとする日本のスタジオの弦セクションとはちょっと違ったように思ったので聞いてみると、この録音の前日だか前々日だかにロンドンで録ってきたものなんだそうです。韓国企業のための音楽、随分とグローバルですね♪


そのデータに菅坡雅彦さんと西村浩二さんともうお一人の3名によるトランペットとトロンボーンが3名(テナーが2とバスが1)、それに藤田乙比古さん率いるホルン4名とチューバが1名いうブラス隊におっちゃんのフルートとピッコロが乗るという、その企業の大きさや力強さを象徴するような壮大な音楽だったそうです。そして、これに梁さんの演奏によるピアノが加わるんだとか…ちなみに、おっちゃん以外の木管は打ち込みだったそうです。

そして、ブラスとのダビングが終わったあとはおっちゃん1人で居残ってホイッスルのダビング。キーはE♭で一応は「ネパールの民謡」ということだったみたいですが、特に厳密にこだわるわけでなく「なんちゃってネパール民謡」みたいな感じでいいとのことだったようで、おっちゃんもA♭とE♭のホイッスルでそれなりの雰囲気を出しつつ国籍不明エスニック的なホイッスルを吹いたそうですよ(笑)


ただ、ここでサクッと終わらなかったのが今回の面白いところ。
梁さんの方から「最初は書かれた通りの実音で入れて、その上に重ねたらどうだろう」という案が出され、まずはオクターブ上を、そして上のほうを更に重ねて結果的には3声になったんだとか…このひと手間のおかげでいかにも大勢で騒いでいるような雰囲気の音楽になり、その場にいた皆さんの満足のいく出来となったようです。
 
ところで、おっちゃんが使ったパート譜の右上に「Keiji Inai」と書かれてて、もしやと思って聞いてみたところ、やっぱりあのイマジンの井内啓ニさんだったようです。井内さんは最近ではアニメ「BTOOOM! 」の劇伴を担当されてましたが、うちでは「劇乗版クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦」の録音レポや「ぬらりひょんの孫~千年魔京~」の録音レポなどで登場していただいてましたね。今年は現在公開中の「劇場版とある魔術の禁書目録」のほか4月スタートのアニメ「カーニヴァル」で浜口史郎さんと一緒に音楽を担当されるなどバリバリご活躍中の若手の作家さんです。あ、何やら夏に公開される映画でも音楽を書かれてるんだとか…このあたりはしかるべき時期が来たら詳しくお話しますね♪

で、今回はアレンジとオーケストレーションを担当されたそうですが、残念ながら井内さんは上記のお仕事の関係でこの録音にもロンドンでの弦のダビングにも立ち会えなかったとか…。


そんな井内さんですが、今回の件でちょっとお話を伺うことができました!
今回の井内さんは、梁さんがヒマラヤで体感されたことをピアノで書いたモチーフを元に3曲を作り、そのアレンジとオーケストレーションをされたんだそうです。

で、もともと梁さんとの間では「弦とピアノで…」ということだったようですが、井内さんのふとした思いつきで金管や木管を入れたものを書いて梁さんに見せたところ、梁さんが大喜びで「これは是非とも生でやりたいね!」ということになって、急きょ日本での追加録音が決まったんだそうです。そして、その梁さんと井内さんとの間で「笛の旋律は旭さん以外に考えられない!」と意見が一致して、おっちゃんのところにお話が来たようですが、こういう流れというか展開、ほんとすごいって思います。また、こういうエピソードはおっちゃんファンとしてはとても嬉しいですよね(*^^*)


梁さんがひょんなことから井内さんの音楽を聴いたところ強く響くものがあったことで井内さんへのオファーにつながり、その井内さんの素敵なひらめきが色んな方向に広がって最終的におっちゃんの笛が入ることになるというすごい流れで生まれた音楽、聴いてみたい~っ!

大統領就任式祝賀公演の様子のように、いつか梁さんのHPで今回の音楽が聴けるようになるといいですねo(^-^)o



余談ですが、去る1月10日から12日にかけて、マサさんが梁さんと一緒に韓国までコンサートに行ってたんですよね。そのときの様子はマサさんのブログのこちらこちらにたくさんの写真があります♪

そして、その後の1月29日から30日にかけて私が岩崎 琢さんのライブのために上京した際にマサさんとお会いすることができ、「これ、梁くんと行ったときのお土産…」と言って、こちらの海苔をいただきました( ´ ▽ ` )

  20130130_8.jpg

この時すでにおっちゃんには今回のお仕事の依頼が入ってたようで「わしも今度その梁さんと仕事するんじゃ♪」なんて嬉しそうにマサさんに話してましたよ。あ、おっちゃんが梁さんとお仕事をするのは今回が初めてではなく、かれこれ20年近くも前に一緒にお仕事をしてたことがあるようです。そして最近の流行りらしく数ヶ月まえにフェイスブックで再度つながりができた上に今回のお仕事という感じで、またご縁がしっかりとつながったようです。


こうしてつながったご縁で、今度は日本でもちゃんと聴ける音楽が生まれるといいなあと願いつつ、今回のレポを終わりま〜すm(__)m

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