携帯からアクセスしたときにブログタイトルが長すぎて見にくかったので
「はたらくおっちゃんミニレポ集」から「ミニレポ&雑記帳」に変更しましたm(__)m

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つい最近やっと図書館で原作の9巻(最終巻)が借りられ、一気に読み終えました。まあ、やたら説明文みたいなのが多くて、でも肝心なところはサラッと駆け足で終わったって感じでしたが、なかなか面白い物語だったと思います(*^^*)

で、その原作を受けてのアニメが全11話の予定で放送中で、こちらではさっき8話が放映されたところです。その8話についていろいろと書きたいことはありますが、今回はやっぱりネズミという少年の歌った歌が肝だったでしょうか。


う~ん…正直に言わせてもらうと、予想外のサウンドと演出でがっかりでした。いや、ネズミ役の声優さん(細谷佳正さん)はほんと素敵な声で、よく頑張ってらしたと思いますよ。ちょっと発声とピッチが不安定なところもありましたが、歌そのものが細谷さんの声域と合ってないかなあと思う部分もあったんで、そんな中ではまあ良かったんじゃないかと思います。細谷さんは子音をとてもはっきり発音されるんで、歌詞が聴き取りやすいのもいいですね。

ただ、この歌は原作の中で「遠くから吹いてくる風…風が花を散らすみたいに、死に切れずもがいている魂をさらっていく」と謳われてるものなんです。それにアニメでは「風のレクイエム」なんてタイトルがつけられてるんですが、どうもこのメロディには吹き抜ける風のような横の流れが感じられないんです。むしろ、童謡のような縦のノリを強く感じるっていうか…。しかも途中からシンセをメインとした伴奏が入ってくるんですが、これが妙にポップなノリなんですよね。風なのに、太古から森の民に伝わるレクイエムなのに、その森の民の中でも選ばれし者だけが歌えるはずの歌なのに、これはあまりにも…だと思いました。ファンの方、ごめんなさいm(__)m

原作にある詩を歌詞として使ってるんでメロディをつけにくいってのはあるのかもしれませんが、たとえばケルト風みたいな、もう少し素朴で美しい流れのあるメロディだったらよかったのになあ。特に後半…。あと、あの歌は最後までアカペラで良かったと思います。何であんな明るい雰囲気の伴奏にして、それをそのままBGMにしちゃったんだか…すごく厳しい話をしてるシーンなのに、全く真剣味がなくなってしまいました(>_<)

文章の世界で色々と神がかりな表現をされてるものを実際に音にするのってほんと難しいんでしょうけれど、物語のクライマックスに大きく関わってくる歌なんで、もう少し作品の世界観に馴染むものであってほしかったです。


まあ、これは私の個人的な感想なんで、皆さんが聴くとまた違うかも?
ちょっと探してみたら、いまならこちらの8分22秒くらいから聴けるようです。


私は普段どうしても生オケがメインの劇伴を多く聴いてるんで、シンセの…しかも、いかにもシンセっぽい音色がメインの鈴木慶一さんの音楽はとても新鮮で面白いと思うんですが、やっぱりこの作品には合ってないような…。つまり今回のこの歌も、この作品を離れて聴くとすごくいいメロディだと思うんです。あと、作中の要所要所で流れてるワルツなんかはほんとに素敵だと思うんですけど、全体的に機械的で軽い音楽が多いのが、ちょっと…ね(^^ゞ


残すところあと3話ですが、実はまだ原作の半分弱しか消化してません。この先ほんとに大変な戦いがいっぱいあるのに、それらをわずか3話でどう描くのか不安が募ります。でも、ここまで見てきたし、草薙さんの描く美しい背景もこの作品に惹かれた1つなんで、最後まで大事に見ていこうと思いますo(^-^)o



↓9月1日追記
お友達からのメールで気付いたんですが、鈴木慶一さんって今年4月から放送してた「Dororonえん魔くん メ~ラめら」の音楽を担当されてた方なんですね。あれは2~3回だけですが、私も見たことあります。うん、ああいう昭和のテイストを生かした、でも軽くてノリのいいアニメには鈴木さんの音楽ってすごく合うと思うんですよねえ。かっこよかった!

ただ「NO.6」のような、セリフの奥に秘められている人間の細やかな感情までを描いた作品にはどうかなあ。もっと低弦を充実させた音楽で、しかも生オケもしくは生音に近い打ち込みでやってくれた方が合ってたような…。メールをくれたお友達もやはり映像と音楽との関係に違和感を覚え、この「風のレクイエム」にもがっかりしてるようでした。まあ、そのお友達は細谷さんのシンコペの感じ方もちょっと…みたいな感じで言ってたんで「奥が深いなあ」と感心したんですけどね。

音響監督の三間雅文さんのツイッターによると、作曲家さんを決めるときには音響監督・音楽プロデューサー・監督の皆さんで持ち寄って提案しあって、それらを元に最終的に監督さんが決めるんだそうです。長崎健司監督がどういう意図で鈴木さんを選ばれたのか、そして三間さんがどういう音楽メニューをオーダーされたのか、いつか何かのインタビューとかで読めるといいなあ。そしたらまた印象が変わるかも(^^ゞ



↓9月7日追記
第9話「災厄の舞台」でもネズミの歌が流れました。前回の「風のレクイエム」とはまた別もので、タイトルは「ブナの森で」というんだそうです。いまならこちらの真ん中の動画の5分38秒くらいから聴けますよ。

う~ん、風のレクイエムよりは細谷さんの声域に合ってるようには思いましたが、やっぱり明るくポップなメロディで、それに演歌のような伴奏がついて、あのシーンで流れる音楽としては私のイメージと大きく違ってました…。死の淵に立たされてる人々の不安や苦しみを、ほんのひと時だけでも忘れさせてあげるという歌なのになあ。それこそアカペラで静かにゆっくりとAmazing Graceみたいな雰囲気のを歌ってくれた方が、よほど救いがあるような気がします…というか、歌に救われて涙する人々の映像に合うと思います。

ツイッター上ではネズミの歌を絶賛してるものも多く見られるんですが、いくら細谷さんの歌声が素敵でも(それは認めます♪)メロディやアレンジ、それに歌い方などが映像に合ってるかどうかというのはまた別の問題だと思うんで…。

あと、人狩りのシーンに流れた「軍の音楽」ってのもポータブルゲーム機から聴こえてくるゲーム音楽みたいだし、途中から(↑と同じ動画で言うと50秒ごろ)「ウッ!ハッ!」みたいな声が入ってて何だかなあ…でした。人がまるでゴミのように扱われてる凄惨なシーンで、しかもBONESの本領発揮みたいなすごい作画のシーンだったんで、そこは音楽も大編成の生オケもしくは生音に近い音色でのフルオケの曲を轟かせてほしかったです(>_<)

…と、辛口ばかりで本当にすみませんm(__)m
それだけこの作品に期待してたってことなんです。原作の設定が面白い上に、とにかく映像のクオリティがすごかったので、音楽もそれに見合うような重くて深いものであってほしいと…。鈴木さんの音楽とは、いつかまた別の作品で素敵な出会いをしたいです(*^^*)



最後に、原作に載ってる「風のレクイエム」と「ブナの森で」の歌詞を…


【風のレクイエム】

風は魂をさらい、人は心を奪う
大地よ、雨風よ、天よ、光よ
ここに全てを留めて
ここに全てを留め
ここで生きて
魂よ、心よ、愛よ、想いよ
ここに帰り
ここに留まって


【ブナの森で】

遠くの山の頂で雪が解け
流れとなり ブナの森で 緑に染まる
里は今、花に埋もれ
花より美しい乙女が
ブナの森で愛を誓う
若者よ
緑の水に脚を濡らし
鹿のように駆けておいで
花が散る前に 乙女の髪に 口づけをして



↓9月22日追記
第11話(最終回)の感想→こちら

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