携帯からアクセスしたときにブログタイトルが長すぎて見にくかったので
「はたらくおっちゃんミニレポ集」から「ミニレポ&雑記帳」に変更しましたm(__)m

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この記事はほとんどが劇場版ポケモン「幻影の覇者ゾロアーク」の劇伴(BGM)に関する内容ですが、一部ネタバレを含みます。ネタバレOKな方のみご覧くださいm(__)m







7月10日から公開されてる劇場版ポケモン「幻影の覇者ゾロアーク」を観に行ってきました~!

   宮崎慎二さんからのプレゼント(^O^)

ツイッターに書いたことと被っちゃうんですが、映画に行く前夜は上映時間や映画館の音響システムを確認し、当日の朝はポケモンの公式サイトでストーリーを再確認したり、自分の作った録音レポを読み返して聴きどころをチェックしたり…と、ちと慌ただしかったです。でも、せっかくなら作曲の宮崎慎二さんやエンジニアの中村充時さんのこだわりをよりしっかりと感じられる方がいいですもんね~。

ちなみに、私が観た映画館の音響システムは「SRDーEX」で、これは充時さんによるとDolby社のデジタルサラウンドで問題ないらしく、さらに宮崎さんからはこちらのようなサイトを教えてもらって覗いてみると、どうやら5.1chのさらに上となる6.1chで、なかなか期待できそうでしたo(^-^)o


☆左の画像でいうと5番ホールで、私はM列に座りました♪

   



さて、映画のお話です。
まずはポケモンという作品の世界観の説明と、今回の物語の舞台となってるクラウンシティの様子や、そこで流行ってるポケモンパッカーというサッカーみたいなゲームの説明がありました。そのシーンでは勇ましいマーチっぽい曲が流れてて、いままさに始まろうとしてる壮大な物語に勢いをつけてる感じで良かったです。

そうしてるうちにちょっと曲想が変わってオープニングクレジットが出てきたんですが、それが何ていうか…ひたひたと忍び寄るような重く暗い曲で「あらま,えらい重い雰囲気から始まるんやなあ」なんて思ってたんです。まあ、冒頭の説明の部分ですでにコーダイの胡散臭さが見えてたんで、そこからなんでしょうけどね。そしたら段々と聴きなれたポケモンのテーマが…でも映画用に新しくアレンジされたものが出てきて「お…来た!来た!」なんて思ってたら、石で出来た「幻影の覇者ゾロアーク」って立体的な文字がぬら~っと回転しながら出てきたんです。それが真正面に向いてババーンとでっかく出た瞬間に、録音レポでフィーチャーしてた篠笛の「ひしぎ」がピィーッ!!って轟いたんですよ!

いやぁ~ほんと「うわっ、ここで来たか!」って感じで震えましたよ!
録音のときに篠笛を使ったことは分かってましたが、公式サイトのストーリーや登場キャラを見ても特に和風っていうわけでもない。なのに何で篠笛なんだろうと思ってたんですが、こんな使い方をしてくるとは…ほんともう宮崎さんには驚かされます。あれ、映画館でなく家でDVDで見てたら、絶対あの瞬間に拍手したと思います。それくらい興奮しましたよ(^^ゞ

その後もゾロアークの琴線に触れるときにはよく篠笛が使われてました。宮崎さんがどうしてゾロアークのイメージに篠笛を選んだのかは分かりませんが、これが不思議なくらいによく合ってました。ゾロアっていうゾロアークの子供みたいなポケモン(実際にはゾロアークが進化する前のポケモンなんですよね?)をずっと大事に連れてるから「子連れ狼」みたいなイメージだったのかなあ。でも、ゾロアはゾロアークのことを「マー」って呼んでたんで、もしかしてゾロアークはママ…つまりメスだったのかしらん?





とにかく、2匹が顔を寄せ合ったり、鼻先を擦り付け合ったりして、とても微笑ましかったです。実際にはゾロアって何だかいたずらっ子っていうか、ちょっと意地の悪そうな感じがするんですが、マーといるときはただの可愛い子供でした。その、2匹がじゃれあってるようなシーンでは篠笛ではなく、ゆったりとしたあたたかい感じの音楽が流れてたように思います(*^^*)



そうそう、1つ失敗したなあと思ったのが、録音レポの中にも貼った↓この動画です。


[高画質で再生]

映画ポケモン「幻影の覇者ゾロアーク」の録音風景(音なし映像のみ)その2 [ランキング]


これ、手元にある音つきの分を聴くとグァ~ッと盛り上がるブラスや弦に篠笛が鋭く響く印象的な曲なんで、劇中のどんなシーンで使われるのか気になって何度も聴いて覚えていったのに、実際には映画に観入っちゃってたのか記憶にないんです…。何となくコーダイの飛行機内でゾロアークとエンテイ・ライコウ・スイクンの3匹(の幻影)と睨み合うシーンで流れてたような気もするんですが、残念ながらハッキリとは記憶になく…あ~あ(;-_-+


ところで、ポケモンの映画を観るといつも思うんですが、今回もほんとに絵が綺麗でした。クラウンシティの町並み、家々の壁の質感、レンガの塀の凹凸具合、草の葉、木の幹…どこもかしこも細かいところまでしっかり描き込まれてて、この劇場版ポケモンという作品の魅力は音楽だけではなく映像美にもあるなあなんて思うんです。特に、白樺の木の幹もそうですが、古い巨木の幹に生える苔のしっとりと湿気を帯びてる感じなんか、ただただすごいなあって思いましたよ。これもセル画ではなくデジタルアニメになったメリットなんですかね?


話は内容&音楽に戻りますが、ゾロアは何とかコーダイの飛行機から抜け出そうとし、そして無事に脱出したあと森へ逃げ込むんですが、その間に出くわした敵と思しきポケモンたちに次々と化けて相手を驚かせるんです。ゾロアの特性の1つが、人間やポケモンに化けることですもんね。で、そうして化けて相手が面食らってるときには木管にコミカルなメロディを吹かせて、その場の雰囲気を大いに盛り上げてました。もう劇伴っていうか、どちらかというと効果音も兼ねてるような楽しい音楽で、宮崎さんの音楽を聴いてると、それまで知らなかった木管の魅力に気づけるようにも思うんですよね~。

そしてセレビィの登場です。
平和な時代にだけ現れるポケモンということもあってか、セレビィの登場シーンの音楽はものすごく癒し系でした。町の中を悠々と飛び回るセレビィに合わせておっちゃんのティンホイッスルが軽やかに流れ(ちょっとケルト風って言うのかな?)それにオーボエが続きます。あ、セレビィが飛んだところは次々と花が開き、緑が生き生きとして生命感があふれてくるんですが、その中の1つのひまわりみたいなポケモンたちが笑顔になる瞬間に「わ♪わ~♪」みたいなコーラスが入ってきて、ほんと上手いなあって思いました。この町中を飛び回るというシーンのカメラワークも臨場感があって気持ちよかったですし、音楽もまさに平和の象徴みたいなあたたかいものだったんで、町中の人だけでなく視聴者の心も満たされたって感じでしたよ(^O^)

あ、セレビィが空を飛ぶシーンは他にも2~3度あって、そこではいつもそのティンホイッスルから始まる音楽が流れてたように思います。ただし、毎回ちょっとずつアレンジを変えて来てるところがさすがだな~なんて思いました♪

そういや、最初にセレビィが飛び回るシーンと同じときだったかなあ…色とりどりの綺麗な蝶が羽をキラキラさせながら乱舞するんです。そのときの音楽が幻想的で綺麗なあと思ったんですが、音楽のバックで鉄で出来たウィンドチャイム(こんなの)をさらさらと触っていくような「シャラララ☆彡」みたいな音が入ってて、何かいい感じでした。


その後、コーダイに大事なゾロアを捕われ痛めつけられてると思い込まされたゾロアークが次々と伝説のポケモンであるエンテイ・ライコウ・スイクンに化けて町を荒らしていくんですが、このときの水や炎のCGがものすごいド迫力で、息をするのも忘れて見入ってました。ポケモンの映画ってポケモンと同じく毎年ずっと進化を続けてるように思うんですが、もうほんと「ついにここまで来たか」って感じでしたね。ただ、このシーンではかなりSEが大きくて、せっかくの音楽が聴こえにくかったんです。でも、あれは縦横無尽に町を破壊して回るゾロアークのあの勢いとパワーに重点を置いてるんで、音楽よりSEが勝っても仕方がない…っていうか、そこが1つの狙いなのかもしれませんね。





そうやってゾロアークが暴れまくってる一方で、ゾロアは「マー」に会えなくて「寂しいよ…」って巨木の根元に顔を埋めて涙ぐむシーンがあるんです。これをセレビィが慰めるシーンで流れたフルートは、それはそれは優しかったですよ~。フルートの音色が持つ魅力を最大限に生かした曲だとも思いました。で、うっとりと聴いてると、私の方もちょっとウルッとしてしまいましたよ(>_<)

そのあたりのシーンだったか、ゾロアが木の枝に昇ってゾロアークのいる町の方に向かって、遠吠えをするんです。心の中で「マー!俺はここにいるよ~!」って叫びながら。そのシーンで、すごくすごく優しいオルゴールの音がちょっと切なげに響いてました。そのシーンと音楽が印象的だったんで「これ何の楽器だろう…」って一生懸命に耳を澄ませてたんです。で、最初は何となくオルゴール特有のカチャカチャしたような音が聴こえた気がしたんで「オルゴール…?」って思ったんですが、必死で聴いてるとだんだん分からなくなってきちゃって…曲が終わるころには「え…鉄琴とは違うっぽいけど…トイピアノ…?…ん?…何?」って感じになったもんで、失礼を顧みず思い切って作曲の宮崎さんに聞いてみました(^^ゞ

そしたら、やっぱりオルゴールなんですって~。
でも、そのお返事に「オルゴールのつもり(オウンゴールではない!)」って書いてくるところが何とも宮崎さんらしくてお茶目って言うか…私、宮崎さんのこういうところがまた好きなんです。それにしても、いまホットなサッカーのネタを出してくるってことは、やっぱり宮崎さんもずっと夜更かしして試合を見てたのかな?(^O^)





またちょっと脱線しますが、この映画にも本職の声優さんではない方が何人かアフレコに参加してるんですよね。最近こういうのがほんとに増えましたねえ。じ…実は私、これが苦手なんです。やっぱり餅は餅屋っていうか、たとえとても演技が上手な方でうまく感情を込めて喋れたとしても、アフレコの喋り方じゃないかな…と違和感を覚えることも少なくないんです。今回も、映画館でこの映画が始まる前にこれから公開予定の映画の宣伝をいくつかしてましたが、それらのほとんどに俳優さんや芸人さんがいっぱい起用されてました。いやまあ、中には確かに「この人、うまいやん!」って人もいるんですけど、多くの場合は「せっかくのいいシーンなのに、あ~あ…」なんて感じで興ざめするんですよねえ。

だから今回もそのあたりが気になってたんですが、思ったよりは違和感なかったです。特に、中川翔子さんはもう何年かやってるせいもあって、かなり馴染んでたように思います。ただ、コーダイ役の陣内孝則さんとクルト役の塚本高史さんは「うまいんだけどアフレコ用の喋り方じゃないかな…」って感じるシーンがいくつかありました。でも、ジ○リ作品なんかの違和感に比べたら、ずっと上手に感じますよ、うん!





さて、物語も終盤に差し掛かったころに、ゾロアークはエンテイ・ライコウ・スイクンの3匹に襲われます。このあたりもCGとカメラワークが素晴らしいことと、映画館ならではの大音量で重低音がズンズン響くダイナミックな音楽を全身に受けられたことで「こんなに贅沢でいいの?」って思うくらい圧倒されっぱなしでした。

あと、その3匹にやられた上にコーダイの高電圧みたいな攻撃を受けたゾロアークがもう虫の息になったときに、ゾロアが泣きながら頬ずりして2匹の故郷の風景の幻影を見せるんです。広大な野原と抜けるような青空…このときの風景の美しさと、マリンバ(?)のやわらかく儚げな音色が何とも言えなくて、いい歳をしたオバさんが1人で映画館で恥ずかしげもなく泣きそうに…いや、実際ちょっと泣いてたと思います。すごくすごく胸に響くシーンでした(>_<)

その後、セレビィの活躍によってゾロアークは復活するんですが、ゆっくりと目を開くシーンで聴こえてきたホルンがカッコよかったな~。ホルンの音色って丸くて深いんですが、ものすごく力強いものを感じますよね。まさにゾロアークの復活にふさわしい感じでした!


最後のサトシたち一行とゾロアークたちとの別れのシーンでは、ゾロアークもゾロアもそれぞれが○○に化けるんで、観てて「え…あれ? 何で?」なんて混乱させられるオチがあって、最後まで楽しめましたよ。まあ、たった1回しか観てないんで色々と見落とし・聴き落としがあるかとは思いますが、私の感想としてはこんな感じです。

最近なかなか映画館まで映画を観に行けないんですが、宮崎さんに素敵な機会を与えていただいたおかげで「やっぱり映画はいいなあ!あとでDVDで観るのもいいけど、一度はちゃんと映画館で観ないとなあ!」って再認識させていただきました。宮崎さん、ほんとありがとうございました(*^^*)



では最後に、映画のPVをどうぞ…宮崎さんの音楽、かっこいいですよ♪

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