携帯からアクセスしたときにブログタイトルが長すぎて見にくかったので
「はたらくおっちゃんミニレポ集」から「ミニレポ&雑記帳」に変更しましたm(__)m

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ちょうど2週間前にこのブログで取り上げさせてもらったドラマ「アイシテル ~海容~」ですが、あれからずっとその時間だけはテレビにかぶりつきで見てます。


昨日27日に放送された第7話の中の、加害者の母が被害者の家族に宛てた手紙が読まれるシーン…

「一生をかけ、息子に罪の深さ、その過ちの重さを気づかせるために、私たちが生きていくことをどうかお許し下さい。かけがえのない清貴くんの命を奪ってなお、私たちが生き、息子が生きていくことを、心の底から申し訳なく思います。」

この言葉があまりに重くて、胸が痛くて、被害者側の母親が号泣してるのと一緒に、声を上げて泣きそうでした(T_T)


私自身もドラマを見ながら「もし私が被害者側の親だったら…」「もしも加害者側の親だったら…」なんてことを想像してるんですが、このドラマの中ではその両方の母親が互いの立場や気持ちを思いあってるんですよね。そこがまた切ないというか、苦しいというか…。

人物相関図


突然ですが、私の中には「想像力=思いやり」という考えがあります。
「もし自分だったらどうするだろう?」「もし自分だったらどんな気持ちがするだろう?」「目に見える部分ではこうだけど、ほんとはこうなんでは…?」「自分がこうすることで、この先どういう変化や影響があるだろう?」と色んな角度から色んな人の気持ちを想像すること…それが思いやりにつながるのではないかと思ってたりします。

それと同時に、いまの時代はこの「想像力」に欠けた人が多いようにも思うんです。

周りのことなんてどうでもいい…自分さえ良ければ、自分さえ面白ければそれでいい…そういう考えの人がすごく多いように思うのは、気のせいでしょうか?


この「アイシテル ~海容~」というドラマは、命の尊さや重さについてだけでなく、いまの私たちに欠けつつある大事な何かに気づかせてくれるようなドラマに思えて、あの1時間をとても大事にして見ています。


でも、その傍らでは、どこかのお店の全メニューを食べ尽くす…という、何ともやりきれない気持ちになる企画を持った番組があります。

どんなにいい食材を使っても、どんなに心を込めて作っても、どんなに好きなものだったとしても、満腹のときにはそれを心から美味しく感じて食べることはできないと思います。事実、とても丁寧に作られてて、1人前が2000円とか3000円とかする豪華なお料理が出てきても、あからさまに「げっ…もううんざり(-_-;)」という表情を浮かべて、お膳を受け取ってますもんね。

あれって、食材に対しても、作ってる人に対しても、それを提供してるお店の人に対しても、とても失礼だと思うんです。見ていてほんとに胸が痛いし、ときには腹立たしく思うことさえも…。あれはどういう気持ちで、いったい視聴者に何を伝えたくてやってるんでしょうか?


世の中には食べたくても食べられない人が大勢います。
それは貧しいせいだったり、病気のせいだったり、理由は色々ですが、とにかく「食べる」という人間の生命維持に必要な最低限のことが思うようにできない人がいるんです。だからこそ、健康で何でも食べられる立場にある人は特に、食材や作った人に心から感謝をして食べるべきなのに…食事の前の「いただきます」は、そういうことでしょう?

まあ、ああいう番組の唯一の救いは「残さずに食べる」ということでしょうか。私も食べ物を残すのは大嫌いなんで(だから太ってるんですが(^^ゞ)そこだけは気持ちよく(?)見ています。でも、やっぱり食べ方がねえ…その思いやりのなさが、今回のこのドラマとものすごく対照的で、とても悲しく思います。





あ、想像力といえば、こんな言葉があります…


作曲という行為は、想像力の戦いだ。
あらかじめ決められた枠組みのなかに無数のメタファーを編み込んで、
かたち以上の豊かさを手に入れる。


ちょっと難しい言いまわし方のようにも思いますが、作曲家さん…それも劇伴の作曲家さんというのを、とてもよく表してる言葉だと思うんです。

これは1999年10月からWOWWOWで放送された「今、そこにいる僕」というアニメのサントラのライナーノーツの中の一文ですが、書かれたのは音楽を担当された岩崎 琢さん。


私が録音レポを作らせてもらうようになって7年半とちょっと。
4~5年前から…特にここ1~2年はその「想像力との戦い」という意味がほんとによく分かってきました。

作曲家さんって、その作品を彩るために、または支えたり並進したりするために、色んな長さの、色んな雰囲気の音楽をたくさん作るんですよね。

そのためには、その作品をしっかりと理解して、そこから色んな想像をしなければいけない…。制作者サイドから配られた資料のほかに自分で本屋さんで資料を探したり、原作を(ときには何十巻にもなる漫画を)片っ端から読んだり…そうして登場人物の性格や心情を一生懸命に理解し想像して、それに合う音楽を作っていくんですよね。


だからでしょうか…。
私が親しくさせていただいてる作曲家さんは全員、とても器が大きくて、情が深くて…とにかく、あたたかいんです。交わすメールには必ず私を気遣ってくださる一言がありますし、お仕事の合間のただの雑談のように見える会話の中にも、一緒に働くスタッフの皆さんを思いやる心が其処彼処ににじみ出てるんです。中には「自分の身近な人やお仕事で関わった人たちの幸せを願って、いつもお祈りしてる」なんて方もいらしたっけ…。

たとえば、ほら、公平さんのブログを読まれてる方は分かると思いますが、周りの方といつも真正面から全力で向き合われて、しかも面倒見も良くて、すごく心の熱い方でしょう?

今回ライナーノーツをご紹介することになった岩崎さんについて「実は恐い人なの?」って聞いてこられる方もいますが、とんでもない。前に「あらま…私なんぞのことまで心配してくれてるの?」って驚いたことがあるくらい、とても細やかな気配りのできる素敵な方ですよ(^o^)

大島さんなんかは、もうまさに「気配りの人」です。
お話させていただくたびに「そこまで周りに気を遣って、そこまで思いやってあげてるの?」と驚かされ、そして私自身の行動を深く反省させられることばかりです。

(恥ずかしいんで、お三方ともどうかここを見てませんように(>_<)ヽ)

こういう方たちだからこそ、人の心を強く揺さぶったり、その奥底まで染み入るような素敵な音楽が書けて、常に第一線で活躍されてるんだろうなあ~なんて思ったりしてます。で、私には残念ながら音楽の才能はありませんが、そういう生き方や心構えは学ばせていただきたいなあと思ってるところです(*^-^*)



はぁ…長くなりました。
あのドラマのせいか(しかも数日前に食い尽くし番組を見たせいか)、思いやりとか生き方についてじっくりと考えてみたかった夜でした(^^ゞ

じっくり読ませてもらいました!


教えてもらったのにあまりの重さに見ることができなかったドラマだけど、今回のセリフを読んでとても胸に響いてきました。おすすめのわけがわかりますよ。

それと、「想像力=思いやり」のことは、何かにつけて感じていることだったので後押ししてもらえたような気持ちです。我が身を反省しつつ、こどもにももっと教えていかないとね。がんばらなくちゃ…。
2009/05/28 19:43 |ひこ URL [ 編集 ]

長いのを読んでくれてありがとう!


あのドラマ、えなちゃんも見とるんやって~。
で、もちろん、いかにもドラマやなあって思うような演出もあるんやけど、いまの日本が抱える少年犯罪の周辺の問題もリアルに描いとって、毎回ほんまに深く考え込みながら見てしまうよ…。

あ、ひこさんも「想像力=思いやり」って思う?
良かったあ!
どれだけ相手の立場や状況や気持ちを想像してあげれるか…そこに尽きると思うんよなあ。

まあ、それは当の本人にしか分からんもんで、いくらこっちが想像しても、それは全くの見当違いなことかもしれん…でも、そうやってまずは相手の心に寄り添おうとするところに意味があるんちゃうかなあとも思ってます。

私も何だかんだ言うても失敗と反省を繰り返す日々やけど、その中で見つけたもんを子供にも教えていこうと思っとるよ。一緒に頑張ろうねo(^-^)o
2009/05/29 02:18 |ゆみ URL [ 編集 ]

コメントの投稿

URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
powered by
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。